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2025-08-27

RSK山陽放送「住みたい住まいの話」に出演しました

RSK山陽放送「あもーれ!マッタリーノ」の「住みたい住まいの話」に出演させていただきました。
先輩コーディネーターの二宮浩子さん(写真真ん中)が長年務めてきたコーナーのバトンを受け取りました。
二宮さんは私がインテリアの仕事を始めたばかりのひよっこだった頃の室内パース教室の先生。
以来30年以上のお付き合い。岡山のフリーランスのインテリアコーディネーターでは大先輩です。
専門学校の講師もなさってましたが退任され、後輩に自身のお仕事を引き継がれていってます。
そんなお役目を受け取り恐縮ですが、私なりに暮らしが豊かになる楽しいお話ができたらと思ってます。

ラジオパーソナリティーは坂本大輔さんと杉澤眞優さん。
初めての出演で緊張しましたがお二人がフォローしたくださったおかげで楽しくお話することができました。視聴いただいたみなさま、ありがとうございます。
毎月第4火曜日、13時50分からの放送になりますので来月もお楽しみに。

今回のお話は「インテリアコンサルティング」とインテリアの「フォーカルポイント」について。
インテリアコンサルティングとはお部屋を何とかしたい、という方に向けてアドバイスするお仕事です。
フォーカルポイントとはお部屋に入った時に最初に視線が行く場所のことです。
インテリアを何とかしたい、というお悩みはこのスペースを整えることがとても大切なのです。

坂本さんと杉澤さんには事例をご覧になっていただきましたが、リスナーの方はHPのブログとInstagramでご覧いただけます。


お客様は40代のご夫婦と高校生の2人の息子さんの4人家族。
リフォームをせずにお客さんを呼べる家にしたい、というご相談でした。
実際にお部屋を見せていただき、改善点のご提案をしました。
ビフォアアフターはこちら。

フォーカルポイントは部屋に入った時に正面に見える壁、そしてソファのあたり。
正面壁のブラケットライトは家が建てられた当時の少し古いデザイン。
ソファは色が濃いめで何となくお部屋全体が暗い印象です。
そこで以下のようなご提案をしました。

ずいぶん印象が変わりましたよね!
ソファは将来買い替えを考えているとのことでソファカバーに。
壁のアートは奥様がお庭に植えている植物や草を標本にしたものを額に入れていただきました。
壁際には収納棚が3つもあったのですがお聞きしてみると一つはほとんどモノが入っていないとの事。
2階に移動していただきました。
そうするとソファを窓の真ん中近くに置くことができるようになり、ゆとりが生まれました。
生活しているとお部屋が見慣れた風景になってしまい、あるのが当たり前のものも見直すことで
ここになくてもよいモノが見えてきます。
棚の食器や書類も必要なモノ、見えてもよいモノだけにしていただきました。

模様替えの後、ご主人は念願の職場の方達とのホームパーティーをされ、息子さんは彼女を招くようになり、
職場の方からも彼女からも好評だったそうです。

インテリアはお金をかけなくても、モノの位置・家具の配置・飾り方などで見違えるほど変わります。
すぐに実践できることがたくさんありますのでインテリアでお悩みの方はまずは「フォーカルポイント」を
整えることをお勧めします。