民泊「藤花 -TOUKA-」

倉敷の路地裏にある民泊のインテリアコーディネートのご依頼をいただきました。
旅好きな女性お二人が運営されています。
元々の3階建ての住宅を内装リノベーション。
窓から見える阿知神社には樹齢300年とも500年ともいわれる藤の花があります。
その藤の花からイメージを広げ、クラシックモダンな宿に生まれ変わりました。

2階のリビングは階下のビルトイン車庫からの寒さを軽減する為にカーペット敷きに。
2階に人がいても3階の寝室には足音が響かず、静かに過ごせます。
キッチンは既存のものを利用。横に新しく棚を増設してコーヒーメーカーや
備品を置けるようにしました。
天井は元々の形状を活かして照明の位置を変え、ダウンライトにしてすっきりと。
アイコニックなペンダントライトを加えました。
窓にはウッドブラインドをご提案。モダンですが落ち着いて過ごせるように
カラースキムはベージュ、グレーをベースとしています。

寝室は一部屋はグリーンベース、もう一つのお部屋はイエローベース。
それぞれ楽しんでいただけるようインテリアも少し変えています。
寝室の一部屋には物入だった場所に小さなスペースを作りました。
眠る前のひとときに本を読んだり、お出かけ前のメイクをしたり、
グループでの旅でもほっと一人で落ち着ける場所となってます。

ラタン(藤)の家具、藤の花を描いたアート、ボタニカル柄の壁紙、
藤の花からのインスピレーションをインテリアに広げていき、
クラシカルな魅力に溢れる倉敷で、暮らすように泊まる宿ができました。